ごはんの評価の仕方について

皆さんはどんなお米が好きですか?

柔らかめ?硬め?甘みがしっかり感じられる?大粒のもの?などなど、色々と好みがありますよね。

ちなみに私は、少し硬めでごはんのつぶ感がしっかり感じられるごはんが好きです。しかし残念ながら、我が家は柔らかめ派が多く、毎日少し柔らかいごはんを食べています。

というように、お米は人によって大きく好みが分かれる食べ物のひとつではないかと思います。

食べ物の美味しさを決めるというのはとても難しく、その人の嗜好性や食べた時の体調、さらにはその場の気温や湿度などの環境も影響し、感じ方がそれぞれであることから、一概にこれが一番美味しいものですとは言い切れません。

瑞穂糧穀では、自社製品の品質向上のためと自分たちが製造・販売しているお米のことを良く知るために、定期的に自社で精米したお米を炊飯し、実際に食べて評価をしています。

評価基準に設けた5つの項目を、悪い~普通~良いまでの9段階で評価しています。

  1. 香り・・・ごはんの美味しそうな香りを評価します。古いお米は香りがなく、嫌な臭いさえすることもあります。
  2. 外観・・・お米のツヤ感やつぶ感を評価します。悪いお米にはツヤがなかったり、形が崩れていたりして、見た目にも美味しそうに見えません。
  3. 粘り・・・食べた時のお米の粘りを評価します。一般に粘りが強い方が良いとされ、粘りの少ないものはあっさりした食べ応えとなります。
  4. 硬さ・・・ごはんの硬さを評価します。柔らかすぎず硬すぎず、ちょうどよい柔らかさを良しとしています。
  5. 総合評価・・・最後に全体の総合的な評価をします。

既述の通り人によって感じ方が様々なので、次の表のように集計して全体の評価として見てみます。

sample1の結果を見てみると、全体に評価がバラついていますが、やや悪い評価に寄っていることがわかります。

対してsample2の結果はほとんどの人から好評を得ていることが分かります。

評価の悪かったお米については、その原因がどこにあるのか、工場の加工の仕方で少しでも良くできないか等を検討し、より良い品質のお米の製造に努めています。

 

いざ意識してごはんを食べてみると確かに難しい部分もありますが、わずかに違う部分も感じることができると思います。

普段何気なく食べているお米ですが、今食べているお米を是非一度ゆっくりと味わってみて、他の産地や品種と食べ比べてみて自分の好みのお米をみつけてみるのも楽しいかもしれません。

自然が豊かな山口県には、多くのお米の名産地とブランド米が存在します。

山口米については全農のやまぐちお米つうしんにも詳しく書かれていますのでご参照ください。

また瑞穂糧穀では、JA、全農、生産者らの協力の元、それぞれの産地銘柄を商品化して販売しています。

自社ネットショップ”西の京山口からみずほ屋”限定で、「山口米5品種食べ比べセット」も絶賛販売中です。

山口を代表する5つのお米を食べ比べてみて、是非お気に入りのお米を見つけてみてはいかがでしょうか。