今年度入社予定者の入社前研修を行いました

今年度の入社予定者2名に対する入社前研修を精米工場にて行いました。

座学研修風景

今回は精米工場の役割や仕組みを勉強し、工場内部を見学しました。

少し緊張した様子でしたが、工場長の話を熱心に聞き、初めて精米機や精選機など精米の製造工程を見て驚いた様子でした。

コロナ禍で感染対策に留意しながらの研修となったので十分とは言えなかったかもしれませんが、入社まで1ヶ月ちょっととなり気持ちも新たにできた研修だったのではないかと思います。

事務所研修風景現場研修風景

ただでさえ工場長は熱が入ると話が長くなってしまうので、全てが初めての二人にはさらに長く感じたかもしれません(笑)

周南市鹿野もまた別世界

少し前に山口市の中でも阿東はまた別世界という記事を書きましたが、周南市の鹿野もまた別世界です。

本日所用で、普段からお付き合いのある㈲鹿野アグリさんへお邪魔してきました。

少し前に降った雪がまだまだ大量に残っており、道中の山道は日陰になっているところは路面が凍結していました。

話しを聞くと、こんなのは全く普通で、年明け最初の仕事も雪かきから始まったとのこと。

まず家から出るのも雪かき、道路に出ても雪かき、職場に入るにも雪かき、どこに行ってもまず雪をどけないことには何もできない状態だったそうです。

除雪車も全く追い付いていなかったので、ボランティアで色々なところの雪をどけて回ったと言われていました。

周南市さん、もしよければ鹿野アグリさんへ感謝状を贈ってあげてください(笑)

 

阿東もそうですが、標高が高い、積雪が多い、夜間の気温がぐんと下がる、お米の名産地にはこれらの気象条件が揃っていますよね。

とにもかくにも今年の鹿野の米作りは水には困らない年になりそうです。

オンライン新年会を開催しました

新型コロナウイルスの影響で、マスクの着用が当たり前になったり、外出を控えるようになったりと、人と人との交流が持ちにくい状況が続いています。

瑞穂糧穀本社の親睦会では、いつも年明けの新年会を開催しているのですが、今年は大人数で一か所に集まっての会食は控え、ウェブ会議アプリZOOMを利用したオンライン新年会を開催することとしました。

初めての試みだったこともあり、接続の仕方やアプリの操作の仕方などに四苦八苦しながら、なんだかんだみんなで楽しい時間を過ごすことができました。

写真は始まる前の準備段階の様子です。今回は14名の参加だったので、全員が1画面に納まりました。

今後、働き方についてもリモートワークやオンライン会議など、新しい様式に慣れていく必要があると思われます。

まだまだ従来の働き方から急には変えられませんが、その小さいきっかけのひとつになればいいかなと思いました。

 

ちなみにこの度は、リモート飲み会専用の宅配フードボックスというものを頼んでみました。飲み物もそれぞれがお好みで選択でき、食べる物もクール便で届き、みんな美味しかったと好評でした。

ご興味のある方はご参照ください。 →→→ nonpi foodbox

大山ハムの2021春セットがお得

瑞穂糧穀では、定期的に大山ハムのお得なセットを販売しています。

中でも、現在予約受付中の2021年春限定セット「春の恩返しセット」が特に反響が大きいです。

確かに中身のボリューム感も申し分ないし、それでいて価格とのバランスもとれておりコスパが非常に高いのではと思います。

大山ハムと瑞穂糧穀からの恩返し、是非この機会にお試しください。

お米の保管方法の話

お米は野菜や果物などと同じ農作物なので、それらの痛み方とは異なりますが長い保管期間をおくと品質が劣化してしまいます。保管の状態が悪いと、カビが生えてしまったり、虫がついてしまったりすることもあります。

今回はそうならないためのお米の保管方法における大事な3つのポイントを記載します。

1つ目のポイントは、水に濡らしてはいけないという事

水分を多く含んだお米はカビが生えやすく、少しでもカビが発生してしまうとあっという間にお米全体に広がってしまうので水濡れは絶対に厳禁です。

一般的にスーパーやお米屋さんで売られているお米の袋は、素材がポリエチレンやナイロンなどのフィルム製のものとクラフト紙で作られた紙袋のいずれかの場合が多いです。

紙袋は水がしみてしまいますので、濡れてはいけないのは容易にわかりますが、フィルム製のものも濡らしてはいけません。

実は衝撃による破裂を防ぐためにとても小さい空気穴が開いており、完全に密封はされていません。そのため例えば雨に濡れてしまったりするとその空気穴から水が浸入してしまい、お米が濡れてしまいます。

お米を買って家に持って帰るときに急な雨に降られ濡れてしまいカビが生えてしまった、という話はこれまで何度もお客様からのお問合せで聞いたことがあります。お米の袋は濡らしてはいけない、というのは意外と知られていない大事なことです。

2つ目のポイントは、風通しの良いところで保管するという事。

湿気がお米にとって天敵であることは1つ目のポイントの通りですが、高温もお米の品質にとって気を付けなければならない要因のひとつです。

お米が高温多湿の環境にさらされると品質の劣化を加速させることは言わずもがなですが、もう一方で”虫の発生”のリスクが高まります

実はお米につく害虫の多くが、米に付着している米ぬかの中に卵を産みます。これらは、一定の湿度・温度などの条件が揃うとあっという間に孵化して、米や米ぬかを食害してさらに繁殖を繰り返します。

そうならないためにも、お米の保管はできるだけ温度の高くならない、風通しの良いところで行うことをお勧めします

3つ目のポイントは、米びつを時々掃除するという事。

ご家庭でお米を米びつや自動計量器などに入れて保管している場合は、それらを定期的に掃除することが重要です。

お米が少なくなったら継ぎ足しを繰り返して、常にお米が同じ容器に入っている状態が続いているというご家庭は、一度容器を空にして掃除することをお勧めします。

継続して使用していると、どうしてもお米に付着している米ぬかが容器にくっついてしまいます。これが長い年月を重ね大きな固まりとなり、場合によってはそれが虫の発生の原因となってしまう場合があります。

頻繁にしなくてもよいですが、年に一度の大掃除のタイミングでもいいので、一度米びつを空にしてキレイに掃除することをお勧めします。内部の掃除が難しいものはメーカーまで。

以上の3つのポイントを押さえておけば、お米のトラブルに遭遇するリスクはかなり低くなります。加えて、私たちとしては可能であれば精米日から1か月以内に召し上がっていただくことを推奨しています。

どんなに美味しいお米も、品質の劣化にはかないません。美味しいごはんを食べて頂くためにも、お米の保管方法には十分に気を付けていただけると嬉しく思います。

ホームページにも、お米の保存方法について書いていますのでご参照ください。

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お米にまつわるマメ知識~お米の保存方法について~